
使用中のパワーアンプ。
写真は一台だが、モノラルペアだ。
現在は旧モデルとなり、ATM-2211Jへモデルチェンジとなって価格が倍以上になってしまった。
どうやらこちらの機体はどうやら最終シリアルのようで、
残った最後の部材で組み上げたからか左右のフロントパネルでアルマイト色が違ったりする笑
片方は現行製品のアルマイト色と同じに見えるので、不足の一枚だけ新たに作ったのかもしれない。
愛用のスピーカー、Diatone DS-205は元気かつ堂々とした鳴りっぷりで低域が太い傾向があり、
これまで、300Bシングル→EL34差動プッシュプル→KT88プッシュプル、
と、パワーアンプの変遷があった中で、
どうやら真空管アンプではシングルのほうが相性が良さそうだと薄々気づいてきた。
300Bの繊細でしなやかな音色も捨てがたいが、もう少し出力が欲しい。
そこで低すぎない適度な出力の211シングル(22w)である本機を選んだ。(美しいデザインも決め手だった)
導入の狙いはもう一つあった。
DS-205は20センチウーファーを、握りこぶしが二つ入ろうかという大きなバスレフポートで低域を稼ぐ古式ゆかしい設計で、
コントラバスの最低音などはちょっと苦手で、レンジを欲張らず60HZ程に低域のアクセントがあるようだ。

AIR TIGHT ATM-2(KT88PP)アンプでの、ツイーター軸上15cm,10hz~40000hzでの測定結果。
80w+80wと、真空管アンプとしては大パワーのアンプとなる。DF4.32(管球王国vol.19より)
DS-205との組み合わせとしては、ダイナミックで豪快!ただ聴感ではちょっと低域が分厚くなりすぎる印象だった。
ちなみにATM-211は、この低域の制動力を決めるダンピングファクターが、2.18(管球王国vol.21より)となっている。
ただ、一つ問題があり、本機は公称8Ω出力とある。DS-205は定格4Ω。
しかし調べると内部には4Ωと16Ωの出力トランスのタップもきちんとある。
内部配線を切り替えることで、問題なく使用できることが分かり一安心となった。
導入は大成功!
厚みがあっていきいきと鳴るスピーカーと、シルキーで素直なアンプの相性はとても良好。
これはレコードもCDも録音の新旧も比較的問わず、音楽ジャンルも選ばず鳴らしきる懐の深い組み合わせとなっている。
フラット基調で快活、聴き心地良く、壮大かつ繊細!
もちろん自画自賛、しかも絶賛である笑
これで結果が芳しくなければ、DS-205のネットワークを外付けとしチューンナップするかとか、いっそ買い替えかとすこし考えていたのが杞憂に終わった。
オリジナルに敬意を表し出来るだけ改変は避けたかった。
ケーブルは、低域が厚くなりすぎない細めのものが合うようで、現在はWireworld HCS をバイワイヤリングで使用。
余談だが交換されたATM-2はDS-4NB70との組み合わせに落ち着いている。
お互いの持ち味を活かしたダイナミックでスピード感のある組み合わせで、相性は良いようで、
特に映像向けに好感触だ。
長年の懸案が一応の解決を見、これにはPisanもニッコリなのでありました。

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- 2022/12/25(日) 15:07:39|
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2020年に建てた家の、リビング兼リスニングルームです。
昨年の写真なんですが、おそらく本当に最後のモデルとなってしまったDIATONE DS4NB70 が加わっています。
DS-205 は今だ現役・・というかメインです。代えがたい。
アンプ類はこの時は、AIRTIGHT ATE-2 & ATM-2 の組み合わせになっています。
今も、なんですがセッティングにああだこうだやっています。
永遠に続きそうです笑
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- 2022/12/08(木) 04:18:46|
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さて、公開から一ヶ月。
マダマダ上映館も増えるようで・・・
サイトのリンク張っておきますから、未見の方は是非最寄の劇場に足を運んでみてください。
新潟でもやっていますよ~
http://www.madoka-magica.com/index2.htmlさて。現在発売中の雑誌、
ニュータイプ12月号
アニメージュ12月号
・・・こちらの劇場まどかの記事に、それぞれワタシの描きました版権絵が掲載されています。
書店に行かれた際は、ぜひ手にとって見てください。
季刊 MC☆あくしず Vol.26
・・・こちらは9月発売だったんですが、このタイミングでのお知らせとなってしまいました。
恒例のストライクウィッチーズピンナップ、表紙をめくるとスグありますので、店頭で見かけたら是非。
気がつけば、一年以上、毎号続けています。
・・・12月21日発売の冬号もかなり気合入れて作成中です。
SWの版権としては4年ぶりに実在した兵器を描きました。
もろもろよろしくお願いします~
テーマ:魔法少女まどか☆マギカ - ジャンル:アニメ・コミック
- 2012/11/20(火) 09:12:32|
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